【保湿の秘密と効果的なスキンケア方法】
今週のブログは、化粧品製造中の素朴な疑問・そもそも論をお届けします。本日のトピックは「保湿」についてです。
「保湿」とは皮膚の水分を補ったり、水分の蒸発を防いだりして、うるおいを保つことです。「保湿」されている皮膚は、みずみずしく、表面が滑らかで、柔らかです。
皮膚は体の外側を覆っていて、内部の生体組織を守る役割があります。この皮膚の表面には、角層という薄いバリア膜があります。この角層は、表皮細胞が特殊な蛋白質を使って作られています。そして、この角層は、古い細胞が剥がれ落ちて新しい細胞が補給されることで、常に一定の厚さを保っています。これによって、皮膚からの水分喪失や、外部からの有害な物質や微生物の侵入を防いでいます。
また、角層には保湿機能もあります。皮膚の表面を柔らかく滑らかに保つために、脂質やアミノ酸、汗の成分、皮脂由来の成分などが水と結合しています。
しかし、角層が乾燥して硬くなると、かゆみを感じやすくなります。このかゆみは、肉眼では見えない皮膚の炎症の状態で起こります。特に、寒い季節や暖房の効いた室内では、皮膚が乾燥しやすくなります。そのため、保湿クリームを使って皮膚を保湿することが大切です。
また、年齢が上がると、皮膚の代謝が低下して角層が剥離しにくくなります。そのため、保湿がより重要になります。
参照:日本化粧品工業会 保湿
何かご質問があれば、個別のアドバイスもさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。明日もお楽しみに♪
▲保湿の秘密と効果的なスキンケア方法
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