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化粧品開発のお話

おはようございます。創業65年基礎化粧品一筋のローザ特殊化粧料(rosa603special)は、東京都東久留米市で一貫製造しています。私、化粧品責任技術者の角屋由華でございます。

オリジナル化粧品開発にとりかかる際に思いのほか時間がかかってしまった、というご経験はないでしょうか?化粧品は鮮度も大事、流行や社会のニーズの変化に合わせてスピード感をもって開発したいと誰もが考えています。しかしながらゼロからの商品開発は時間がかかるもの。時間が必要な主なポイントの処方に関わる2つをお伝えします。

1)処方の開発
「処方開発」については、OEMメーカーに要望を伝えれば原料がそろい約1~2週間でサンプルを受け取ることができます。1度目のサンプルでOKであればそのまま次のステップに進めるのですが、たいていの場合「もう少しゆるく」「もっとさっぱり」「もっと保湿感をUP」「香りを強く」など改良の希望が出てきます。改良ポイントをメーカーに伝えて、さらに1~2週間サンプルを待つことになります。

2)安定性確認試験
使用感や性状、コンセプト成分が決まり、この処方でOKとなったら「処方決定」のプロセスに移ります。処方が決まれば、安定性試験という3ヶ月の品質確認試験の期間を経て、何も問題なければ正式にその処方で製造へ移る準備が整います。

このように化粧品の処方開発にはけっこう地味に多くの時間が必要となりますが、少しでも早く製品化したい!ということもありますよね。そんなときはサンプル依頼の際にターゲットとなる製品をご提示いただくのもコツの一つ。開発者にイメージが伝わりやすく、改良回数を減らしてスピーディーに処方決定できます。また化粧品は多くの原料の組み合わせるので、とても複雑なバランスで成り立っています。化粧品は市場での品質を未開封の状態で3年間保証することが必要とされますので、温度や環境をわざと過酷な状況において3か月間観察し、品質が正常に保たれているかを確認するのが安定性試験です。この3ヶ月をショートカットするために、すでに安定性確認試験が終わっている実績処方から選んで商品化する、という方法もあります。

ローザでは安定性確認試験をクリアし、フリーで使っていただけるご提案処方も各種取り揃えておりますので、納期優先で商品開発したいというお客様は是非ご相談ください。

▲化粧品の処方開発には時間がかかる!スピードアップするコツとは?

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