【化粧品製造の業界用語とは?】
おはようございます(*^^)♪東京都東久留米市の創業65年ウエルビーイングな化粧品製造業ローザ特殊化
仲間内だけで意味の通じる一般にはわかり辛い業界用語は、様々な業界に存在します。化粧品製造の業界にも「普通にはあまりその用途では使わない」というような特殊な言葉が日常的に使われていますので気になったものを説明させて頂きます。
◎バルク
英語由来の言葉(bulk)で、もともと大きさや容量の意味ですが、まとめる、一括するという意味もあり、学問や産業分野では様々な使われ方をしている言葉です。パソコンのパーツなどで「バルク品」などという言葉もよく見かけますよね。化粧品メーカーにおいては、化粧水やクリーム自体、化粧品の中身のことをバルクと呼んでいます。
◎処方
化粧品の中身のレシピのことを「処方」と言っています。化粧品は様々な原料を用いてそれぞれ特徴のある感触を生み出し、また機能性成分も配合することによって製品コンセプトをつくり出します。処方はメーカーの財産となる化粧品の大切な設計図となります。
◎釜
化粧品に釜?と思われるかもしれませんが、化粧品を調合する際に使われる製造設備を「調合釜」「乳化釜」「溶解釜」またはシンプルに「釜」などと呼んでいます。外観はお料理に使われる圧力鍋が巨大化したようなイメージです。釜の容量はメーカーによって様々で、そのサイズによって製品の経済的な数量にも影響します。
◎ジャー
口の広い容器のことをジャーといい、炊飯ジャー、ランチジャーなどはよく聞きますが、化粧品業界で「ジャー」といえばクリームやパックが入っている広口容器のことを指しています。
◎パッキン
こちらもパッキンと聞くと一般にはゴムパッキンなど「漏れを防ぐ部品」というイメージですが、化粧品メーカーでは製品を輸送するための段ボール箱につめる緩衝材をパッキンと呼びます。段ボールの事はメーカーによっては「外装」「外装箱」「外箱」と言っているところもあります。
◎シュリンク
正式には「シュリンクラベル」「シュリンクフィルム」のことで、熱をかけると縮む(シュリンクする)包装資材のことです。シャンプーやトリートメントなどで見かける透明フィルムです。化粧品メーカーでは日常的に「シュリンク」と縮めて呼んでいます。ダジャレみたいです(笑)本日の写真は、シュリンカーです。シュリンクをするための熱風発生装置です。
もし私達が、業界用語と気づかず話していたら申し訳ございません。弊社の担当からも、もし聞きなれない言葉が出てきたら、どんどんご指摘いただければ幸いです。
▲化粧品製造業の業界用語
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