【バイオマスプラスチック】
おはようございます(^^♪東京都東久留米市の世界中を笑顔にするエシカル＆保湿エコ化粧品製造業ローザ特殊化粧料(rosa603special）角屋由華でございます。
サスティナブルな化粧品開発として注目されているものの1つに容器があります。「バイオマス」とは生物資源（bio）の量（mass）を表す概念で、一般的には「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」をバイオマスと呼びます。バイオマスプラスチックは、主にトウモロコシやサトウキビなどのデンプンや糖を原料として作られています。植物を原料としているため地球上の二酸化炭素の増減に影響を与えない「カーボンニュートラル」な素材とされていますが、バイオマスプラスチックを製造する工程においてもエネルギーを必要とすることから完全にカーボンニュートラルとはいえないのではないか、とする意見もあるようです。化粧品のボトルやパッケージとしては主にＰＥとＰＥＴ素材があり、従来の製品と比較して外観や強度などに大きな差はないとして化粧品業界でも利用され始めています。今年2021年3月29日にセイコーエプソン、ユーグレナ、NECの3社は、バイオマスプラスチックの開発を推進するために「パラレジンジャパンコンソーシアム」の立ち上げを発表した事は記憶に新しいです。微生物である「ミドリムシが貯蔵する多糖・パラミロンを活用したバイオプラスチック「パラレジン」の開発、普及を目指しロビイング活動や市場創出、原料などに関する規格の取りまとめなどを進めていく。」とのことです。今後もますます化粧品業界としては「サスティナブル」キーワードに注目していくこととなるでしょう。
▲バイオマスプラスチック
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